本物のピラティスを学びたい方へ贈る【ピラティスの歴史・真髄・哲学】

カテゴリー: 櫻井淳子ブログ / ピラティスへの想い

2019.08.15

ピラティスアパレイタスの、真の価値 vol.1

櫻井です。写真は、昨年12月から自宅にある、コントロロジーリフォーマーです。ピラティスアパレイタスの最大手であるBalanced Body社が昨年のPMAカンファレンスで発表した、「ジョセフ・ピラティス モデル」のリフォーマーです。

ついに!!
長くなるのでどうしても手をつけたくなかったのですが・・・、それでも、伝えたい!そして、共有したい!!と思い続けてきた、ピラティスアパレイタスに関する記事をスタートします!!

 

なぜなら、9月下旬に内覧会&レセプションを開催する東京のPILATES CORE STUDIO(品川・五反田駅徒歩10分/高輪台駅徒歩1分)にて、これから何回かに分けて書く記事のことを、皆様に提供ができるようになったからです。

 

いくら記事を書いても、皆がその恩恵を得られないのは心苦しい。

今回、本当に多くのご支援と、大きな決意を持ち、「世界最高峰」の環境を創作しています。

そして、それを信じられないようなサービスで、ピラティスティーチャーの皆様に提供できる運びとなりました。

 

このため、ようやくピラティスアパレイタスの真髄についての記事をスタートできる環境が整いました!!
何回かに分けてお話しさせて頂きます!

 

「ピラティスアパレイタスは、ピラティスの肝である。」

 

これは、ニューヨークのクラシカルと言われるスタジオで、何度も何度も繰り返し言われ、かつ、経験してきました。

いわゆる「クラシカルマシン(アパレイタス)」を米国にて経験した中で、言葉だけではなく、カラダで痛感してきたことです。

 

ピラティスアパレイタスは、マシンではない。

ピラティスアパレイタスとは、自分の身体の一部として、在るもの。

 

本当に、どの製造会社で造られたピラティスアパレイタスを使うかで、全く、違います!!
驚くほど、違います!!

 

ピラティスアパレイタスは、非常に高価なものになりますので、当然ながら欲しいからといって、次々に購入するのも難しいのが現実です。

 

私にとっても、当然それは同じです。

 

ここで、まず言葉について解説したいのは、ピラティスにおける「クラシカル」という言葉の意味合いは、多くの人が誤解を持っています。

 

クラシカルとは、「ジョセフ・ピラティスに教わった人たちが取り組んでいるピラティスや、それに関するマシンのことである」という認識が、非常に広まっています。

 

ですが実際には、ピラティス氏の生徒の一人であったロマーナが作った言葉です。そして、ロマーナが言っている「クラシカルピラティス」とは、ジョセフ・ピラティスのピラティスとは、大きく変えたものです。なので、ジョセフ・ピラティスが取り組んでいたものとは、大きく異なります。

 

「クラシカル」という言葉から、「昔からある」というような意味合いの印象を受けることから、この根底から、そもそもの認識のズレが生じています。

 

このため、一旦「クラシカル」という言葉は横に起き、「昔からあったもの」「本来のもの」というような表現で、ロマーナのピラティスとは関係なく、この後は綴って行きたいと思います。

 

さて。

ピラティスのアパレイタス会社は、今や無数にあります。

ですが、アパレイタスを使うかで、同じエクササイズでも、まるで違ったものになる。

これは、私もずっと前から、言い続けてきたことです。

 

そして、やはり、本来のアパレイタスに近いものほど、驚くほど感覚や効果に違いを感じます。

私自身がすっかり本来のアパレイタス達に魅了されたのは、今から6年程前です。

 

最初は、本来のアパレイタスについては日本では学べないし、とにかく本来のアパレイタスはまるで生き物のようで私には扱えないのではないかと思い、米国でトレーニングをする際の楽しみの一つという位置付けになっていました。

 

ですが、当然ながら私のピラティス熱は冷めやらず・・・、何度も訪れた、元PMA会長のデボラのスタジオで「帰りに全身が痙攣するような現象が起こり、かつ、感傷的になっているわけでもないのに、涙が止まらない」という驚愕の経験をしたことから、このアパレイタスを日々使える環境を作りたいと、熱烈に思うようになりました。

 

今思うと、まさに、体の眠っていた神経へのアクセスが起こっただけではなく、驚くような高いレベルで、心身の統合が起こった、という現象です。

 

そして、2014年には、このデボラが監修した世界一のトラピーズテーブルと言われるトラピーズテーブル(キャデラック)を日本に初導入し、もちろんデボラやデボラの教え子からも、このトラピーズが使いこなせるようになるために、何度も指導をしていただきました。

(デボラに敬意を表するために敢えて言いますが、私はデボラの弟子ではなく、デボラのファンの一人です。セッションを何度も受けたからと言って、弟子になれるようなそんな甘さは、本来のピラティスにはありません!!!)

↓デボラのトラピーズテーブル @PILATES BODY STUDIO

そして、もともと車椅子から作られたデボラのハイバックチェアが発表された翌年は、一緒に勉強してくれる仲間を集い、「世界初のデボラのハイバックチェアのワークショップ」を主宰させて頂き、みっちり素敵なメンバーと学んできました。

そして、当然沼津のピラティスボディスタジオにもすぐに導入しています。

↓PMAカンファレンスにて。PILATES BODY STUDIOにあるものと同じモデル

そして、これらのアパレイタスは、的確な使い方をマスターして導入した直後から、劇的な恩恵を私自身やお客様にもたらしてきました。

 

ピラティスにおいて、アパレイタスは、命。

こう言った環境を、皆で共有したい!
何よりそれが、楽しいから。嬉しいから。ワクワクするから。もっとピラティスのすごさをわかちあえるから。

そんな想いから生まれたのが、まさに、コアクラシック

 

そして、このコアクラシック が運営するPILATES CORE STUDIOの開業を待ちきれず、昨年、自宅に購入したのが、このコントロロジーリフォーマーです!

Photo by Balanced Body

このコントロロジーリフォーマーを購入しようと決断したきっかけは、このリフォーマーをデザインしたジェイ・グライムから、長時間に渡り貴重なお話を伺ったことです。

ジェイ・グライムは、ジョセフ・ピラティスの生徒の一人です。ジェイは、自分が「エルダー」とか「第一世代」と言われることを辞退しており、「ジョーの生徒」という表現を続けていらっしゃいます。なぜなら、ピラティスがこんな風にビジネスネタになることに懸念を感じていらっしゃることも理由の一つです。

 

私の師匠であるロリータも、ジェイのその意志の強さを尊敬し、エルダーや第一世代としてはお名前を出さないようにしています。一度はロリータも、自分たちと一緒に名前を連ねて欲しいと手紙を送りましたが、辞退されたという経緯があります。

 

世間では、このようなことも当然知られていません。

 

そんなジェイから、昨年のPMAカンファレンスで、1対1で、非常に、胸に突き刺さるお話を伺うことができました。

 

その想いを知り、「次世代として、自分がどう生きて行くのか。こう言った先代の気持ちを、どう受け継いで行くのか」ということを、あれ以来、さらにずっと考え続けています。

 

文字にすると、重たいことや大切なことも、非常に軽くなってしまいます。

ですから、私自身もコラムに書くことは勇気のいることですし、控えてきました。

 

ですが!!
ついにコアクラシック にて、こういったことも含めた、世界にも類を見ない環境が提供できるようになりました。だから今!ぜひ、多くの方と一緒に、素晴らしい発展と可能性を共有すべく、お伝えしたいと思うようになりました。

 

どこまで文字でお伝えできるかわかりませんが、何回かに分けて、コラムに書かせて頂きます。

 

そしてそれ以上に!コアクラシックの無料説明会や、今後開催予定のアパレイタスに関するワークショプなどに、ぜひ足をお運び頂き、直接話を聞いてください!

 

実際に触れて、お話を聞いて頂くことは、このコラムの何千倍にも匹敵します!!
まずはそのことをお伝えさせていただいた上で、次回、また続きを綴って参ります。

 

なにはともあれ!
ピラティスファンにとっては、本当にワクワクが抑えきれないような環境が誕生しますので、一緒に楽しんで行きましょう!!!

次回に続きます!

★コアクラシックでは、業界初のパートナーシップ制度募集をスタートしています!ピラティスインストラクター・トレーナーの皆様、ぜひご覧ください!
https://core-classic.com

 

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