本物のピラティスを学びたい方へ贈る【ピラティスの歴史・真髄・哲学】
カテゴリー: 櫻井淳子ブログ / Lolita's Legacy ロリータズレガシーについてピラティスへの想い
2018.04.03Lolita’s Legacy受講生向けの、今年3回目の特別勉強会を開催しました。
受講生だけへの特別講義内容で、しっかりとカラダに落とし込める時間になりました。
今回の一つ目のテーマは「足」。
ピラティスメソッドにおいて、「足」は非常に重要なものです。
現在では、お腹を引っ込めるという名目で腹筋系の動きや、姿勢をよくするということで胸を開く動きなど、「フィットネスとしてわかりやすい効果」が一般的になっています。
ですが、大前提として、呼吸の他に、この「足」があります。
どんなに良いセッションをやっても、「足」が機能していなければ、その足に積み上がった身体が日常生活で適切になれないことは、体全体が運動連鎖で繋がっていることや、生体力学的に考えても、誰でもわかることです。
ですが、ピラティスで最も伝わっていないことの一つとして、この「足」があるのです。
ロリータによると、ジョーは生前「私のこのメソッドをやるときは、フット(足)を思い出しなさい」とまで言っていました。
さて、ピラティス指導者養成コースLolita’s Legacy(ロリータズ・レガシー)では、コースの一番初めに、この「フットワーク」に取り組みます。そして、コースの中盤をすぎる頃から、徐々に受講生の「足」に変化が現れ始めます。
コース最後のシステム3では、多くのジャンピング・ボード(リフォーマーで使う用具)の動きにも取り組みます。
ですが、この「足」ができていない状態でのジャンピングボードの動きでは、単に運動量を稼ぐだけのトレーニングになり、身体を根本的に改善することには繋がります。どちらかといえば、この「足」の準備ができていなことで、「これまでの身体の癖を、より深くしてしまう」ということにもなるのです。
もちろん、運動量を稼ぎたい、または、単にフィットネスとして楽しみたい人にはオススメですが、ピラティスとして、本当に効果を出すためには、この「足」の準備が必要なのです。
現在の2期生も、コース開催から今月後半で1年が過ぎます。
最近になり、びっくりするほど身体の変化が現れてきます。
単に体力がついたとか、エクササイズが上手になったというようなこととは違い、とても深い変化です。
こうやって、コース全体を通して、体の準備ができて行くんですね。
身体の準備ができた第二期生と、卒業生のために、この日は「1時間」に及び全て自宅でもできるフットワークに取り組みました。その後に続いたマットワークでは、足からの変化を実感することができました。
足の機能がより良くなると、私たちの日常生活が全て変わります。
ジョセフ・ピラティスにとっても、フットワークは要でした。
こういった深いことを共有できるのも、受講生の皆さんが1年以上かけて取り組んできてくれた成果です。
とても充実した時間になりました。もう一つの特別勉強会の内容については、次のコラムにて。
ピラティス指導者養成コースLolita’s Legacy(ロリータズ・レガシー)第3期生6月スタート予定・募集中!
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