本物のピラティスを学びたい方へ贈る【ピラティスの歴史・真髄・哲学】
カテゴリー: 櫻井淳子ブログ / Lolita's Legacy ロリータズレガシーについてピラティスへの想い
2018.04.25ピラティスの資格を取得したいと思った時、どのピラティス指導者養成コースを選ぶのか、非常に迷われると思います。
そこで、Lolita’s Legacy(ロリータズレガシー)の特徴についてご紹介いたします。
まず皆様にとって最初にチェックをしなくてはいけないものとして、「期間」と「料金」があるのではないでしょうか。
期間について
Lolita’s Legacyでは、コース総合時間を500時間としています。
実は、この500時間というのはPMAでもガイドラインが出ており、「フル認定(だいたい有名なマシンを含めたピラティスの全体の資格)を受けるためには、500時間程度が必要である」とされています。
この500時間というのは、国際基準の目安なのです。
ですから、逆に言うと、フル認定資格を取得するのに500時間が設定されていない場合は・・・、「最低限のスキルが身につく期間が設けられているの?」という観点から考えてみた方が良いかもしれませんね。
このように見てもわかるように、500時間というのは標準的な時間です。
さらに、この500時間の中には、国際的な基準をもとにコースを組んでいるピラティス流派では、必ず「見学」「指導練習」「自己練習」の課題が課されます。この課題の時間の割振りは流派ごとに違いますが、このような課題時間があると言うことも、標準的な基準です。
この500時間(課題時間を含む)を、マットのみ、レベル1、レベル2、レベル3のように分割して資格発行をし、全部を取得すると500時間程度としている流派が多いようです。
Lolita’s Legacyでは、このような分割せず、全てを学び切ってから最終認定試験を受講し、合格すると資格が発行されます。このような仕組みになっているのには、深い理由がありますので、後述します。
料金について
料金は正直・・・、フル認定資格の中ではかなりお安い方です。
多くの人から、「合計でかかる金額を見たら思いの外に安くて、びっくりした!」とのお声をいただいています。
これは、やはり1年半ほど集中して学び切るための配慮ではないかと考えています。
マットだけの3日、4日間程度の資格でも、30万前後は当たり前ですよね。私たちのマットシステムは、7日間56時間(ランチ休憩を含むと63時間)あり、20万円代です。さらに、詳しい解剖学書まで入ってきます。しかもこのマットシステムは、その後もずっと、コース開催期間を通してさらに深く身に付けることができます。料金がどうしても気になる方は、ぜひ比べて見てください。
では、期日は標準的であり、料金は安い・・・となると、何がLolita’s Legacyの特徴なのでしょうか。
1.公式に継承された、創始者ジョセフ・ピラティスの真髄を学べる世界唯一の指導者養成コース
ジョセフ及びクララ・ピラティスから実際に指導を受けたロリータにしか伝えられないピラティスの真髄や哲学、多くの実話がコース全体を通して満載です。まさにLolita’s Legacyのマニュアルそのものが、ピラティスの遺産とも言える存在です。
2.ピラティスの歴史の中での恩恵が、世界一詰まっている
写真は、ジョセフ・ピラティスのスタジオでピラティスに取り組むロリータ(一番奥、クララと共に)
ロリータは、ジョセフ・ピラティスに認定を受けた世界で2名のうちの一人です。また、もう一人の認定者であるキャッシー・グラントとは、キャッシーが亡くなるまで親しくしており、キャッシーの取り組みの紹介も取り入れられいます。
また、ピラティス氏の弟子の中で、世界で初めてスタジオをつくり指導を始めた人物として、カローラ・トリエが有名です。カローラもすでに亡くなっていますが、カローラの弟子たちは現在世界を代表する指導者として活躍されています。
その中で、カローラ自信が声をかけ、世界で唯一カローラが公式に認定を与えたのは、実はロリータだけなのです。また、有名なロマーナとも同僚として過ごしており、ボブジードなどからも密に指導を受けて来ました。
まだまだありますが、このように「ピラティスの最も源流」で身につけた多くの経験が詰まっているコースです。
3.スキルを身につけるための、最適最上な学習環境
ジョセフ・ピラティス氏の時代はマン・ツー・マン指導のみでした。しかし現代ではグループ指導のニーズも多くなっており、その両方について習得します。
1人の生徒への指導とグループでの指導は、全く異なるスキルを要します。このためコース開催人数は5〜12 名と規定されています。5名以下ではグループ指導のスキルを習得するためには不十分であり開催ができません。
また、希望者が多くいる場合はとても嬉しいことですが、コースの品質を保持するためには12名以上はお受けできません。
指導者養成コースをパーソナルや小人数で開催することは、一見受講者にとって便利にも見えますが、それでは得られないスキルが出てきてしまうのです。
また、アパレイタス(ピラティスマシン)の環境にも、厳しい基準が設けられています。
リフォーマーは2人に1代、チェアとタワーは3人に1台。必ずフルキャデラックも装備されていることなど、環境も徹底的に配慮されています。Loita’s Legacyでは、1台のマシンを大人数で囲んで見るだけ、ということはあり得ません。コース中に、全てのエクササイズに取り組んで頂くことができます。
4.全てを包括的に学ぶ、本来のピラティスシステム
全てのイクイップメントを同時に習得していくことを重要視しています。同時に習得することで、はじめてアパレイタス同士の繋がりや特性がわかり、ピラティスの全ての中からクライアントにとって最も必要なものを提供できる質の高い指導者を育成できるようになります。
キャデラックだけ、リフォーマーだけ、チェアだけ、という習得法では得られない深い部分まで、自然と身について行きます。
また、システム3までの全てを習得した上で、初めて最終試験が受講できます。
マットシステムだけ、システム1までだけ、という受講では、難易度の低いエクササイズが形として動けるようになっても、そこまでの段階では「ピラティスとは何なのか」は全く見えてきません。ピラティスは、動きができるようになるだけでは、ピラティスとは何なのかは、全く身についていません。各システムを積み重ねてシステム3まできたときに、初めて多くの気づきや意味が理解できます。
Lolita’s Legacyでは真の指導者の卵の育成を目的としているので、最もスキルが身につく方法を選択しています。
現在ではあまり伝えられなくなってしまったアパレイタスやワークアウトも習得していきます。これらはピラティスメソッドにとって非常に重要な意味を持っており、本来のピラティス指導者としては必須事項と言えるでしょう。
5.充実したコース教材
詳細なコース教材により、理解を深めることができます。
マニュアルには、ジョセフ・ピラティスの話もたくさん出てきます。また、エクササイズ本については言語を生かすために英語のものを使い、講義は日本語で実施しています。詳細なDVDがあるため、この点については問題なく受講していただけます。
6. 現代社会の中で、発展し続ける
時代が変わればライフスタイルが変わり、人の体も変わります。Lolita’s Legacyではこのことを大切に、最新の科学に合わせ、現代人に最も役立つピラティスを提供するために発展さえ続けています。時代が買われば、必要な動きも変わります。また、新たな知識も必要となります。
ジョセフピラティスは、動きそのものをピラティスと言っていたのではなりません。絶対に変わらなに「ピラティスとは何なのかという哲学」を継承することで、最大限に恩恵を発揮するピラティスを成長させ続けています。
7. 国際的な繋がりの中心にある
*写真は2017年ジョセフ・ピラティス生誕地(ドイツ)でのピラティス国産遺産議会。多くのLolita’s Legacy受講生も参加しました。
ピラティス指導者としての醍醐味の中には、やはり「世界とダイレクトに繋がった環境」というのがあるのではないでしょうか。
コース受講中から、世界の最新情報が届けられます。また、ロリータ・サン・ミゲェルが世界で唯一の公式認定者であり世界のピラティスの中心にいることから、ロリータが関係する国際的なイベントについても積極的に参加することができます。
ジョセフ・ピラティス生誕地でのカンファレンスや、国際ピラティスデイなど、国際的な繋がりを肌で実感しながら楽しめる機会が用意されています。ピラティス指導者にとて、この上ない環境なのではないでしょうか。
ピラティス指導者養成コースLolita’s Legacy(ロリータズ・レガシー)第3期生6月スタート予定・募集中!
5/22完全締切
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